未承認薬による治療の症例報告会のご案内
拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
一般社団法人未承認薬研究会は、2013年11月に設立され、日本では未承認ながら、世界で既に承認された優れた薬剤について、実際の治療法や安全に使用するためにどのようなことに注意すべきか等、これまで3回の学術集会を行っております。
最近、NHKサイエンスZEROという番組で、PD-1抗体薬「ニボルマム」が紹介され、多くの医師、患者さんから大きな反響があります。
この薬剤のように、国内で未承認ながら、海外で既に承認された優れた薬剤が多く存在しますが、残念ながら現在の医療制度では、この薬剤を簡単に使用することはできません。
しかし、一般社団法人未承認薬研究会の会員である「福岡がん総合クリニック」の森崎院長は、長年の間、世界で研究されている先端の薬剤をいち早く調査研究し、患者さんが未承認薬の使用を強く希望された場合、医師の個人輸入という方式で多くの患者さんの治療を行っております。
つきましては、「福岡がん総合クリニック」が行ってきた国内未承認/海外承認薬による治療の実績について、下記の内容で報告会を行いますので、ご案内申し上げます。
是非多くの方々にお集まりいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
1.日時 : 9月25日(金)18:00~21:00
2.会場 : 「電気ビルみらいホール」 本館7号会議室
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号
TEL 0120-222-084
3.主催 : 一般社団法人 未承認薬研究会
4.講師 : 森崎 隆(福岡がん総合クリニック 院長)
*講師略歴参照
5.講演内容 : 「がん未承認薬の使用の実際」
(1)未承認薬使用の適応決定へのプロセスと問題
(2)マルチキナーゼ阻害剤(Vandetanibなど)の使用例
(3)免疫チェックポイント抗体の使用例
(4)効果の期待されるその他の分子標的薬剤
6.定員 : 50名
7.参加費 : (1)一般の方、患者の方 無料
(2)医療従事者の方 5,000円
8.申込 : お問い合わせのオンラインフォームを記入の上、お申し込みくだ
さい。
9.申込締切 : 2015年9月18日(金)
<講師略歴>
1983年 : 九州大学医学部卒業、 九州大学第一外科入局
1988年 : 5年間の外科臨床後、第一外科臨床免疫研究室(鳥巣要道先生)で腫瘍
免疫の研究をスタート。
1991年 : 米国UCLA外科留学(DL Morton 教授 Surgical Oncology リサーチフェ
ロー)
1992年 : John Wayne Cancer Institute に研究拠点を移動。悪性黒色腫の免疫療法
(細胞傷害性Tリンパ球の大量培養など)、インターロイキン4、がん細
胞周期の研究を行う。
1994年 : 九州大学医学部博士号取得
1999年 : 九州大学第一外科より九州大学医学研究院先端医療医学腫瘍制御学(片
野光男教授、現九州大学医学部長)の助手へ移動。難治がんに対するが
ん免疫監視機構構築療法(樹状細胞ワクチン+活性化リンパ球療法+
BRM療法)の臨床試験I、II相臨床試験を行う。
2004年 : 九州大学医学研究院先端医療医学部門腫瘍制御学非常勤講師 薬院CAク
リニック開設
2008年 : 医療法人慈生会福岡がん総合クリニック設立
- 受賞 2002年日本癌免疫研究会+癌局所療法研究会、奨励賞
- 趣味 柔道3段、2011年日本医師柔道大会50歳代部 準優勝
以上